浮気調査 事例1-6

依頼者の現状の報告をする時に

探偵は依頼者に必ず聞くことがある。

「第二対象者(女)を知っているのか?」

知らない依頼者が多いが、なかには

子供のスポーツクラブの先生だったり、

近所の人だったり思ってもないことが

起こったりする。

今回は全く知らないとの事だったので、

依頼者には女性の自宅を調べるかどうかを

確認する。

当然、依頼者は慰謝料請求をするので

確実に自宅を知る必要があります。

弁護士にも言われますので、このタイミングで

おさえる事をすすめた。

依頼者に女の調査をするよう頼まれ、再度張り込み

現場でのビデオセッティングの確認をする。

ガルエージェンシー福岡中央のビデオカメラは

最長で15時間は撮影が可能です。

そのカメラが3台あり、あらゆる角度で設置をする。

暗い場所での撮影の為、鮮明でないと思われるかも

しれないが、意外と撮影できる。

人が肉眼で歩けるんだから多少は明るい。

なので、ラブホテルが真っ暗で証拠が撮れないことはほぼない。

撮れなければタイミングでしかないと思う。

それと、ホテルの構造と対象者が停めた車の停車位置で変わる。

撮影がきちんとできるかどうか?

確実な証拠になる撮影なのか?

1 ホテル玄関から出てくる所

2 車に乗る所

3 車で出ていく所

全て撮れれば100点満点だ。

しかし、そうゆう訳にもいかない。

しかし、ホテルにいた事実を消すこと

は出来ないので、絶対になんらかの証拠を

撮れる探偵になった。

どんな、難しいラブホテルでも。

 

そうこうしているうち、2時間が経過する。

きました!!

「対象者が出てきました」

相棒の細い慌てた声が静かな車内にスーっと響く。

入室から退室まで2時間

なんか、はやいな・・・そう感じるも撮影は上手く行き

依頼者と話をしていた女を追いかける行動に切り替える。

依頼者が女を家に送るのか?

それともどこか途中で降ろすのか?

行動の先読みと先入観を消すことに

必死な探偵の尾行が

また続く・・・・